group_inouの活動休止が発表されたので、泣きながら思い出を振り返る

9月28日水曜日。明日香キララと伊野尾慧の密会報道がまだ飛び交っていた。19:00に会社から帰宅し、珍しく寝落ちしてしまっていた。深い時間に起きてLINEを開くとメッセージが入っていた。サムネイルで確認すると、「イノウショック…」「イノウが、、」と2通入っていた。

寝ぼけながら、すごく嫌な予感がした。すぐTwitterを開き、検索でgroup_inouを打ち込む。
ついにこの日が来てしまったようだ。

group_inou 活動休止

そのツイートは9月28日 22:00に投下されていた。
「まじかよ。。」
まさかと思い、10月1日から始まる「PUT release tour」のチケットもほぼ完売。ファイナルのWWW X 2daysも完売していた。やるせなくなった。なぜチケットを取っていなかったのだろう。。

思えば、生まれてこのかた26年間、ここまで好きになったアーティストがいなかった。(失礼かもしれないけど)ここ最近だとテレフォンズ、フリッカーズ、夙川、DOES、GG、SMAP等様々なアーティストが解散、活動休止したけど、あまりファンの“その気持ち”がまだ自分には分からなかった。

ただ、今回group_inouの活動休止を聞いて、あの感覚を思い出した。

そう、彼女にふられた時の気持ちだ。

これしかない。これだ。昨日まで、そばにいた彼女が突如、男として見れなくなった。ごめんね。距離を置いた方が良いかも。と彼女の家の近くで宣告され、そのままやけになって怪しいマッサージ店に入りそうになった、大学3年生の記憶がよみがえる。

 いやいやそうじゃない。

あれは大学1年の春だ。大学に入学したての僕は、ある一人の女の子を好きになった。幸運にもその女の子とお付き合いをしたのはいいけど、ほぼ男子校出身である僕は、女の子との話し方を知らなかった。女の子にはハイパーフルコミット&究極のメンヘラくそ男をかましてしまい、メールで振られた時の感覚だ!!!!

-落ち着こう

思えばgroup_inouはいろんな人とつなげてくれた。もしイノウを知らなかったら、今出会ってない人がいると思うとぞっとする。
group_inouは色んな音楽、世界観を教えてくれた。イノウを知らなかったら、知らない音楽、世界観があると思ったらぞっとする。
BLUEのミュージックビデオのエキストラにも参加した。想像してた仕上がりと全く違くてほぼ写ってなかった。
group_inouの物販で、たくさんのグッズを買った。グッズに費やしたお金を考えただけでもぞっとする。いまだに、セラピーボールの使い方が分からない。

グッズ…そうだ思い出した。2014年冬、ヴィレバンから発売されたgroup_inouの福袋。入っていたTシャツを洗ったら1回で色落ちして、一気にただの青いTシャツになった。忘れてはいない。

group_inouは活動休止だ。解散ではない。それがまだ救いである。またやりたくなるまで、天才たちをじっくり待つしかない。